0から始めるVolta(導入編) - macOSでWeb開発を始めるなら必須!

2024/08/30 01:24

macOSでWeb開発を始めると、「Node.js」を必ずどこかで見かけると思います。
特に、「React.js」や「Vue.js」を利用した開発では必須になります。

今回は、おすすめの「Volta」を使った「Node.js」の公式のインストール方法を解説していこうと思います!

もし「Homebrew」でインストールをしたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。

「Volta」って何?

そもそも、「Volta」はなんでしょう??

「Volta」を一言で説明すると、
Node.jsやnpmやyarnなどのバージョンをプロジェクトごとに簡単に管理できるバージョン管理ツールです。
(npmとかyarnとかの分からない単語が出てきていますが、それは別の記事で解説をしていきます!)

「Volta」のメリット

「Volta」を使うと3つの大きなメリットがあります!

  1. プロジェクトごとにNode.jsなどのバージョンを分けられる
    開発をしていると、プロジェクトによって使っているNode.jsのバージョンが異なっていることがめちゃくちゃよくあります。Voltaを使うと、プロジェクトごとにバージョンを自動で切り替えてくれます!

  2. すぐにNode.jsなどのバージョンを切り替えられる
    Node.jsをそのままインストールしてしまうと、違うバージョンに切り替えないといけなくなった時に大変です。今のバージョンを削除したり欲しいバージョンを探したり、、かなり大変です。Voltaを使うと、コマンドで簡単にすぐに切り替えることができます!

  3. 設定がめちゃくちゃ簡単
    インストール含めて、複雑な設定は必要ありません!1つのコマンドでインストールが出来て、設定も少しのコマンドでできちゃいます!

「Volta」ができること

「Volta」には大きく3つの機能があります!

  1. バージョンを指定してNode.jsインストール
  2. プロジェクトごとにNode.jsバージョンを管理
  3. プロジェクトごとにnpmとyarnのバージョンも管理

具体的に使ってみるのは、別の記事で解説をしていきます!

「Volta」のインストール

すでにインストールされていないか確認する

インストールは数分で終わります!

「Volta」がすでにインストールされていないか確認をしてみましょう。

ターミナルにこちらのコマンドを入力してみてください。

volta -v

zsh: command not found: volta と表示されれば、ちゃんとインストールされていません!

「volta -v」失敗

インストールする

Voltaの公式サイトにアクセスをして、「Unix Installation」の下にあるコマンドをコピーしてください。
UnixとmacOSの関係に関しては、長くなるので別の記事にまとめます!

Voltaの公式サイト

サイトを開くのが面倒な人向けに、コマンドはこちら!

curl https://get.volta.sh | bash

ターミナルに戻って、コピーしたコマンドを貼り付けて実行します。

「Volta」のインストール

Macが色々とインストールしていますが、少し待っていたらインストール完了です!
お疲れ様でした(全然疲れていない😙)

「Volta」のインストール完了

ちゃんとインストールできたか確認する

最初に「Volta」がインストールされていないか確認する際に実行したコマンドを、もう一度実行してみます。

volta -v

インストールした時の最後の行に書かれていますが、このタブではまだ「Volta」は動きません。
新しいタブかウィンドウでターミナルを開けば動きます!
(ターミナルのパスの認識などの問題なのですが、今は一旦そんなもんなのかだと思っていてください!)

「volta -v」失敗

新しいウィンドウで実行してみると、、、

無事成功しました!!
*.*.* と表示されれば、ちゃんとインストールされています!
(バージョンはインストールしたタイミングで変わります。)

「volta -v」成功

まとめ

「Volta」のインストール、お疲れ様でした!
今回も、インストール簡単でしたよね!

他にも、Web開発やAI開発などの環境構築についてまとめていきます。
よかったら他の記事も読んでください〜