HTML/CSS/JavaScriptの勉強や練習をしようとした時、 <head>
の中身や <link>
をどうしようか迷ったり、入力が面倒になることがあると思います。
そんな時のために、テンプレートを作成しました!
コピペやGitHubのcloneして使えるようにしています、勉強する際に活用してください😊
TL;DR
- GitHubのテンプレートをcloneかダウンロードする
下のコードをコピペする
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1"> <title>タイトル</title> <meta name="description" content="サイト概要について"> <link rel="stylesheet" href="./destyle.css"> <link rel="stylesheet" href="./style.css"> </head> <body> <script src="./main.js"></script> </body> </html>
<!DOCTYPE>
HTMLのバージョンを宣言しています。
基本的には、「HTML5」の <!DOCTYPE html> と書けば大丈夫です。
「HTML 4.01 Strict」「XHTML 1.0 Strict」などもありますが、今は気にしなくて大丈夫です!
<html>
言語設定などを行います。
一見関係なさそうに見えますが、英語などの外国語でページを見ている人を意識するなら必須の設定です!
というのも、検索エンジンはlang属性の値を鑑みてどう翻訳するかを判断しているからです。
その他にもアクセス解析で使うGoogle Analyticsなどでもデータとして活用されているので、なるべく設定しましょう。
言語設定の具体例
- ja…日本語
- en…英語
- zh…中国語
- ko…韓国語
- es…スペイン語
- de…ドイツ語
- fr…フランス語
(こちらに、他の言語についてもまとめられています)
title
検索でサイトがヒットしたときに、検索結果の見出しとして表示されます。
良いタイトルは?
長すぎるタイトルは検索結果で省略されてしまうため、30~40字程度に抑える のが理想です。
タイトルの中でも強調したい単語は、できるだけ前の方に持ってきましょう。
ただし、サイトのタイトルの重複はNGです。
description
検索結果の下部に表示される文章です。日本語では80文字を目安にしてください。
keyword
少し前まではサイトに紐づけたいkeywordを指定することができていました。
不適切な利用が多かったのか、現在は廃止されてしまいました、、、
stylesheet
実は、 <style>
を使えばCSSファイルを作らなくてもサイトを見た目を整えることができます。
HTMLファイルと分けて管理することで、複数のHTMLファイルで使うスタイルを1つのCSSファイルにまとめて管理できるので、CSSファイルを作って管理した方が便利です!
こんがらがり易いパスについて
相対パス
「./」や「../」「ファイル・ディレクトリ名」から始まる書き方。
今のファイルから見て、読み込みたいファイルがどこにあるかを指定します。
「./」は現在の階層。「../」は一つ上の階層。
絶対パス
「/」や「https://」などから始める書き方。
今のファイルの位置などを関係なく、サイトのトップから見て、読み込みたいファイルがどこにあるかを指定します。また、外部サイトの場合は必ずこちらを使用します。
CSSをHTMLに直接書く
最近ではあまり使われないですが、HTMLの好きな場所で <style>
を使って見た目を調整することができます。
どうしてもCSSファイルを読み込めないときに使われたりしますが、あまり使いません。
<script>
<script> を記述する場所
<head> の中
<link> などのスタイルの後に記述します。
表示が少し早くなり、ユーザーを待たせずに済みます。
<body> の最後
HTML要素を操作したい場合など、基本的には <body> の最後に記載します。
JavaScriptをHTMLに直接書く
<style>
と同様に、 <script>
を使ってHTMLに直接JavaScriptを書くことができます。
おまけ
コメントを残す
コードの説明のために、コメントを記載したいことがよくあります。
チームで開発をしているときや1年後に見返すときに混乱しないように、1言でもいいのでコメントを書いておくのがおすすめです。
HTML
<!-- コメント -->
CSS
/* コメント */
JavaScript
// 1行のコメント
/* 複数行のコメント */
余計なスタイルをリセットする
デフォルトでマージンなどのスタイルがついていますが、邪魔になるのがほとんどです。
手動で消すのはかなり面倒なので、リセットするためのCSSがよく使われています。
今回は、その中の一つの destyle.css というものを使っています。
destyle.css を使う
destyle.cssの公式サイト にアクセスをして、「Get it
」の中に書いてある「Download」をクリックしたらCSSが書かれたページが表示されます。
ページ全体をコピーして、CSSファイルに貼り付けて使ってください!
スタイルをリセット他のCSS
他にも「ノーマライズCSS」「サニタイズCSS」と呼ばれているものがあったりします。
ぜひ、自分の使いやすいものを見つけてください!
ページの文字コードセットの設定
文字化けをしてしまう時、自分が思っている文字コードとブラウザが認識している文字コードが異なっていることがあります。
HTML/CSS/JavaScriptのファイルでShift JISなどをしてしまっている場合、適切なものに変更しないといけません。
例えば、UTF-8で「あ」はE38182ですが、Shift JISで「あ」は82A0になるなどの違いがあります。
まとめ
HTMLの基本は分かりましたか?😊
最低限知っておきたいタグの解説を行なっていきましたが、 <meta>
など、他にも知っておく必要があるタグがたくさんあります。他の記事で少しづつ解説をしていくので、よかったら他の記事も見てみてください!